100余の鳥居と250万本の菜の花畑 宮城県白石市~角田市のドライブ!

100余の鳥居と250万本の菜の花畑 宮城県白石市~角田市のドライブ!

2016年05月10日

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 5月の連休に宮城県の白石市と角田市をドライブしました。最初の目的地は、白石市街地から車で30分ほど、福島県境近くにある萬蔵稲荷神社です。駐車場に車を停めて、目を上げるとびっくり!目の前に赤い鳥居がずらりと並んでいます。参道には100基余りも鳥居があるそうです。赤い鳥居がトンネルのように連なる参道の美しいこと。京都の伏見稲荷大社のように大規模ではありませんが、山間にあるので新緑に包まれており清々しく静寂で、心が落ち着きます。奉納した人の名前を見たり、数を数えたりしながら鳥居をくぐり、木々の緑を眺めながら坂道を上ると、正面に本殿がありました。

20160510_01.jpg 境内には熱心に参拝をする年配の方々の人の姿がみられました。どの人も境内にある社殿をすべて巡り、一つ一つ丁寧に参拝をしています。鳥居がたくさん並んでいるのも願い事が叶ったお礼として鳥居を奉納したためですから、人々の信仰もご利益も大きいのでしょう。
 次に向かったのは、角田市で4/29~5/5開催された「かくだ菜の花まつり」です。角田橋下流右岸の阿武隈川河川敷3.2haの畑に、約250万本の菜の花が植えられていました。一面菜の花に覆われた風景は壮観です。菜の花が黄色に輝いていて、太陽の光がここだけに集められたような明るさに満ちていました。花畑の中には通路や見晴らし台、テーブルとイスが設けられ、菜の花の中でのんびりと過ごすことができます。土手では凧揚げも行われていました。

20160510_02.jpg 「かくだ菜の花まつり」は、ゴールデンウィーク期間中に毎年開催されます。萬蔵稲荷神社は、東北道を利用すれば秋山質店のある郡山市内から車で1時間程度です。春には宮城県南の美しい風景を巡る、こんなドライブはいかがでしょう。

 
(写真/記事:島崎聖子)