郡山の質屋からおトク情報発信中 「2019年1月」記事一覧

知っているようで知らない「質屋」の話 vol.9

2019年01月21日

ブレラ質アキヤマなら
お酒が売れる・買える

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今回からしばらく「お酒」をテーマにしたコラムにお付き合いください。

「質屋さんが、お酒のコラム?」と思われた方もいるでしょう。「腕時計」「ブランドバッグ」「金・宝石」だけが質屋ではありません。ブレラ質アキヤマをちょっとのぞいてみたら、手に入りにくい話題のウイスキー、ずっと飲みたかったヴィンテージのワインと出会えるかもしれませんよ。

近年、テレビ、雑誌、インターネットなどのメディアで、「お酒の価格高騰」の話題を目にした方も多いのではないでしょうか。工場で生産される商品と違い、お酒は自然の産物です。天候により、原料の収穫量は大きく左右されます。また、古くなるほど価値が上がるウイスキーやワインなどは、当然ながら絶対量そのものが減る一方です。さらに、酒造メーカーは需要を見て生産量を調整します。つまり、流通量×当時のブームが、「飲みたいのに買えない!」心理に火をつけ、価格高騰につながるのです。

その結果、もともと嗜好品であるお酒本来の「飲む」楽しみに、「投資」という第二の魅力がプラスされました。「自分はお酒を飲まないけれど、贈答品のお酒が家にある。何かに活用できないかな?」という方はチャンス到来。そこで、質屋の出番というわけです。ちなみに、「質屋に行けば、お酒を売れる・買える」ということではありません。当店のように、酒類販売業免許を取得していることが条件です。




ウイスキーのカテゴリーとは

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まずは、2018年にいくつかの銘柄が高騰し、話題になったウイスキーについてのお話しです。

ウイスキーとひと口にいっても実に多くの種類があり、味わいも香りも色も異なります。大きくカテゴリー分けするならば、

1)産地はどこか(日本、イギリス、アメリカ、カナダなど)

2)材料は何か(モルト、グレーン、コーン、あるいはブレンドなど)

ですね。1)の産地について、「イギリス」とひとくくりにしましたが、厳密にはスコットランド、アイルランド、ウェールズ、イングランドに分けられます。この話はまたの機会に改めてご案内するとして、「日本のウイスキー(ジャパニーズ・ウイスキー)」にクローズアップしたいと思います。

さて、日本のウイスキーと聞いて、どんな銘柄を思い浮かべますか?

「山崎」「響(ひびき)」「白州(はくしゅう)」「余市(よいち)」あたりが有名ですね。メーカーは、山崎、響、白州がサントリー、余市はニッカ(厳密にはアサヒグループ)です。

この中で、「響17年」「白州12年」が特に話題になりました。価格高騰の背景に、何があったのでしょうか。(続く)

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